電気分解の法則 ファラデーの法則とは

電気分解の原理は先ほど述べた通りですが、電気分解には法則があ
ります。
その法則とはファラデーの法則です、この法則はこれから電気分解
の問題を解いていくうえでとても重要になってきます。

一つ目は各電極で変化する物質の物質量は、流れた電気量に比例し
ます。
二つ目は同じ電気量で変化するイオンの物質量は、そのイオンの価
数に反比例するというものです。
電気量はC(クーロン)という単位で表されますが、電子1モルの持
つ電気量は96500クーロンです。
このクーロンはアンペアに時間(秒)をかけることで求めることが
できます。
これらを使うことで電気分解の量的関係が分かり、電気分解に関す
る問題を解くことが出来ます。
電気分解の問題には他にも反応が起きることで水素イオンの濃度の
変化から溶液が酸性になるか塩基性になるかといったことを判断す
る問題もあります。
電気分解の原理を理解してしまえば難しい問題ではありません。


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