酸、塩基とは定義

これからは化学の中でも酸、塩基ということについて学んでいきます。

酸、塩基というのは化学の中ではいろいろな場面で出てきます。
生活の中でも酸、塩基というのはよく出てきます。
酸性雨という言葉は聞いたことがあると思います。
ヨーロッパでは酸性雨によって銅像が溶けるなどの問題になっています。
このような問題の説明も含め酸、塩基について説明していきます。

まず定義ですが、酸と塩基の定義には２種類あります。
まず一つ目はアレニウスの定義です。
水溶液中で電離してオキソニウムイオンを生じる物質を酸。
水酸化物イオンを生じる物質を塩基と定義しています。
またもう一つの定義は反応する相手にH+を与えるものを酸。
受け取るものを塩基として定義されています。
定義はこのようになっていますが、イメージはわきにくいと思います。
化学的にみると酸性雨はこの定義されているもののうち酸に当たるわけです。