物質の分類の問題解説

このページでは、前回に出した問題の解説をしていきたいと思います。
問題は�@から�Gの物質を単体、化合物、混合物の３種類にそれぞれ分
類しましょうでした。
　�@氷
　�A空気
　�B銅
　�C酸素
　�D海水
　�Eインク
　�F石英
　�G塩酸
というものです。

この手の問題には解くコツがあります。
まずは混合物か純物質かに分類します。
混合物に分類されるのは�A空気，�D海水，�Eインク，�G塩酸です。
　�A空気は窒素や酸素などの混合物。
　�D海水は水に多数の塩分が溶け込んでいる混合物。
　�Eインクは色素など多数の物質の混合物。
　�G塩酸は塩化水素HClを水に溶かした溶液のこと、つまり塩化水
　　素と水の混合物です。
塩素は間違うことが多いので、引っかからないように注意して下さい。

次は純物質を単体か化合物かに分類します。
基本的に単体は元素名をそのまま物質名にしていることが多いので判
別しやすくなります。
化学式にして判断するのもいいかもしれません。
単体は�B鉄Fe，�C酸素Ｏ2です、化学式にするとわかります。

化合物に分類されるのは�@氷，�F石英です。
氷は水H2Oの固体、石英は二酸化ケイ素SiO2です。
どちらも２種類以上の元素からできているので化合物と分類できます。
このように順序だてて考えれば、分類もさほど難しい問題ではありま
せん。


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